日常の何気ない会話があなたの魅力をアップする!デキるビジネスパーソンの雑談力

いかに「どうでもいい話」をするか

雑談とは

雑談とは、特にテーマを決めないで気楽に話すことを指します。雑談は会話の中身の9割に意味がありません。しかし、この中身がないことに意味があります。生活の9割は中身がなく、意味がない会話で成り立っているからです。特に、ビジネスは雑談がなければ成立しません。実際の雑談は意図を持って交わされ、ビジネスの先導役を務めます。雑談の真髄は「あなたと共に」という想いです。相手との距離を縮め、信頼関係を築き、自分の話に興味を持ってもらう力があります。雑談を上手く使える人は自分を取り巻く環境を豊かにするのです。雑談と聞くと、遊んでいたりふざけていたりするように感じるかもしれませんが、ビジネスから恋愛に至るまで、様々なシーンで人間関係を円滑化するために必要不可欠なコミュニケーションスキルです。雑談力を磨いて、自身の魅力を爆上げしましょう。

 

雑談の効果

ANAをはじめ、多くの大企業が雑談を推奨しています。その理由は、誰に対しても何でも言える風土が育まれるからです。加えて、現場の人間でしか知り得ない暗黙知は貴重な宝であり、この宝を雑談で共有することができるからです。おしゃべりがチームの生産性を高め、仕事のスピードを加速させるのです。また、医療業界においても、病気や治療の話の合間に雑談をする看護師が最も好感の持てる看護師とされています(技術の基本・コミュニケーションスキル「第11回:雑談の効果」より抜粋)。雑談で気まずい時間を心地良い時間に変えることができます。何気ない会話がコミュニケーションを活性化し、人に対する苦手意識を吹き飛ばしてくれるのです。たかが雑談、されど雑談です。

 

習うより慣れろ

雑談力の鍛え方

雑談力を磨くには、何よりも相手を好きになることです。相手を好きになれば、必死に場の雰囲気を読み、相手の話をよく聞くはずです。相手に関心を持って傾聴し、共感することで会話は自然と弾むようになります。また、このときリアクションを取ることは会話をスムーズに進めるためにとても重要です。相槌を一切打たない相手を思い浮かべてください。きっとどれだけ楽しい話であったとしても、途端に話したくなくなるはずです。これらの他、ニュースや新聞、インターネット、SNSなどから積極的に情報収集を行い、ネタを増やしておくことも大切です。

 

完璧を求めない

コミュニケーションが苦手な人に共通する特徴として、完璧を求めすぎていることが挙げられます。「ちょっとどもってしまったら恥ずかしい、もう話したくない」、「無言の時間が続いてしまってすごく気まずかった、もう話したくない」。少しの失敗で「もう話したくない」と決めつけてしまいます。完璧に話せなくても何ら問題はありません。少し話せただけでも十分です。「ちょっとどもってしまったけど、今日は10分も話せた!」と、一歩ずつ成長していけば良いのです。最初から相手の目を見て、相手を楽しませつつ話すなどと、無理にハードルを上げる必要はありません。努力と言っても、要するに慣れです。完璧主義を捨てて、まずは気楽に話しましょう。

 

無駄話は無駄ではない

営業マン時代の体験談

前職の営業マン時代、取引のある代理店業者へ、文字通り「毎朝」訪問していました。当然ながら、毎回報告するほどの大きな用事はありません。このときに効果を発揮したのが、雑談力です。来る日も来る日も、朝の超絶忙しい時間帯に、超絶どうでもいい話を繰り返しました(笑)。しかし、この執拗な嫌がらせ行為は思わぬ成果に繋がりました。私があと少しで支店内売上ランキングNo.1に届きそうというとき、代理店の担当者が「森田君があと◯◯万円で売上1位になるらしいので、数字を上げられそうな施設はありませんか?」と、他のメンバーにまで協力を要請してくれたのです。お陰様で見事この期をトップの実績で締めくくることができ、最優秀成績者として表彰され、今でも大切な思い出になっています。すぐさま御礼を伝えにいくと、「毎朝来るから」と、笑顔で一言。短期的には無駄に思える雑談も、長期的には決して無駄でなかったのです。コロナ禍による業務のオンライン化に伴い効率を追い求めるあまり、このような遊びの余白部分が過度に削ぎ落とされてしまうと、逆に非効率になりかねません。さらに、繰り返し接すると好感度や印象が高まるという単純接触効果(ザイアンス効果)も期待できます。信頼を獲得したいのであれば、特別な用がなくともとにかく顔を出して話かけましょう。

 

コンサルタント時代の体験談

ある会社員の方から、「社内のプレゼン大会で入賞したい」というオファーをいただきました。目標を達成するために、個人の特徴や状況に合わせて、事前準備から、本番、事後対応に至るまで、様々なアドバイスを行います。このとき、多くの方が本番のことばかりに集中しがちですが、大切なのは準備が8割です。すなわち、勝負はプレゼン大会当日だけでなく、開催が決まったその日から既に始まっているのです。この準備には「何を話すか」だけでなく、「誰が話すか」も含まれます。常日頃から周囲の方々と雑談を交わし良好な関係性を築いていれば、当日はホームの空気感の中で勝ちゲームにすることができます。実際にこの方も改めて日々の挨拶から見直し、社長賞の獲得という素晴らしい成果を上げることができました。ビジネスは正々堂々と戦うことが必ずしも正解とは限りません。周到な根回しを行い、いかに出来レースの八百長試合に持ち込むことができるかを考えましょう。

 

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森田 翔

森田 翔

プレゼンテーション・プロデューサー

《略歴》
1984年石川県金沢市生まれ。2008年明治薬科大学を卒業後、エーザイ株式会社の営業職として12年勤務。2020年独立し、掴を創設。
国内最大級の研修サイト(ストリートアカデミー)において、主催セミナーの累計受講者数は1,000人を超え、24ヶ月連続で人気ランキング第1位/600講座(カテゴリー:プレゼン・資料作成)を獲得。受講者による総合評価は4.93(4.5以上は全体の1%未満)を維持し、 公式の企業研修講師として契約を締結。
花火大会で3万人の前でプロポーズを行う(フジテレビ、とちぎテレビ・ラジオ出演)など、公私共に様々なシーンのプレゼンを経験し、個人・法人を問わず研修・コンサルティング活動を行っている。

《主な企業研修実績》
エーザイ株式会社、EAファーマ株式会社、日本ロレアル株式会社、アラガン・ジャパン株式会社、株式会社大和書房、東京コミュ塾、株式会社秀光、株式会社オカムラ、株式会社バレン、ユニオン労働組合、他多数

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